自毛植毛1,000本でカバーできる頭皮の面積とは?

自毛植毛1,000本でカバーできる頭皮の面積とは?

確実に薄毛を改善するには、髪の毛を直接植え付ける自毛植毛が一番の治療法です。と言っても、自毛は無限に採取できるわけではありませんから、カバーできる範囲にも限界があります。では、植毛の目安となる1000本でカバーできる面積はどのぐらいなのでしょうか。

 

M字型の症状が出ている場合

 

もっとも薄毛に気がつきやすいのは、おでこの生え際です。この部分は男性型脱毛症の症状が最初に出ることが多く、しかも人目につくので植毛でカバーできれば嬉しいですね。M字型の薄毛であれば、生え際ラインを少しでも手前にすれば目立たなくなるので、基本的には1000株で十分カバーできます

 

ただし、このタイプの薄毛はM1型、M2型というように進行度合いによって種類が分けられています。M1型であればおでこが少し広くなっている程度なので、500株ぐらいでもカバーできるかもしれません。

 

しかしM2型となると、かなり生え際が後退している状態ですから、1000株では足りないこともあります。ですが完全に元通りにする、というのでなければ1000株で出来るところまで改善するのは可能でしょう。

 

頭頂部に薄毛の症状が出ている場合

 

頭頂部の薄毛は、M字型よりも人によって状態が違うため、一概に1000本でカバーできるとは言えません。つむじ周辺だけが薄くなっているぐらいであれば、余裕でカバーできます。

 

しかし前頭部や側頭部まで円形の薄毛が広がっている状態だと、1000本ではカバーできないでしょう。頭頂部の薄毛が広範囲の場合、M字型よりもごまかすのは難しいのが実情です。

 

1000本で出来るのは、円形の範囲を小さくするぐらいで、どうしても薄毛の部分は残ってしまいます。それでも良いというのであれば植毛も薄毛改善の選択肢に入れられます。

 

治療薬と併用するのもあり

 

ですが、しっかり薄毛を隠したいのであれば、プロペシアなどの治療薬と併用するしかないかもしれません。自毛植毛では、1平方センチメートルあたり50本程度が移植数の目安となります。

 

ですので、自分の薄毛でどれぐらいカバー出来るかを知りたい場合は、薄毛の面積を測ってみましょう。ただクリニックで計算してもらった方が確実ですから、無料カウンセリングで測ってもらうのがおすすめです。

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