自毛植毛した後の離れ小島現象にはどう対処したら良いの?

自毛植毛した後の離れ小島現象にはどう対処したら良いの?

自毛植毛は、人工植毛のように定期的なメンテナンスが必要ないというのがメリットです。ただ一つ問題なのが離れ小島現象です。自毛植毛をすることで起こると言われる離れ小島現象とは何なのか、どう対処したら良いのか、いざという時のために事前に対策を考えておきましょう。

 

離れ小島現象とは?

 

離れ小島現象というのは、植毛した部分の周りの髪の毛が薄くなり、植毛した髪と後退した部分に隙間ができる現象です。植毛した部分が沖縄で本土がもともとある髪の毛、その間にある海が薄毛になった部分というとイメージしやすいかもしれませんね。植毛する時は、当然ですが髪が薄くなった部分だけに移植します。

 

ですので移植毛がすべて生え揃えば、既存毛と同じボリュームになってバランスよくなります。しかし、植毛後かなりの年月が経つと、既存毛が薄毛になってしまうことがあるのです。

 

一般的に植毛するドナーは薄毛の影響を受けにくい部分から採取しますが、薄毛になってしまった部分はAGAなどの影響を受けやすいです。そのため、既存毛は薄毛になり、移植した部分だけ健康な髪が成長するという現象が起きてしまう可能性があるのです。

 

離れ小島になった時の対処法

 

離れ小島現象への対処法は、薄毛にならないようにケアをすること、もしくは植毛を追加することです。そもそも薄毛になったから植毛を受けるのですから、薄毛ケアは必要不可欠です。女性は加齢やパーマ、カラーなどのダメージで薄毛になりやすいので、髪の栄養成分や保湿成分が入った育毛ローションでケアをするのが基本です。

 

また育毛サプリメントなどを併用するのもいいでしょう。毎日しっかりケアを続ければ、離れ小島現象を事前に防ぐ効果が期待できます。それでも現象が起きてしまったら、再度植毛を検討するのもおすすめです。

 

現代の植毛技術であれば、生涯で6000から10000株のドナーを採取できるので、追加植毛も可能だと言われています。薄毛の範囲がそれほどひどくなければ、植毛で対処するのがもっともベストな方法です。

 

ただ、極端な離れ小島現象になる症例はほとんどないので、薄毛の原因にアプローチできるケアをしっかり続けていきましょう。

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