自毛植毛で一日に増やせる本数は?メガセッションが可能な条件とは?

自毛植毛で一日に増やせる本数は?メガセッションが可能な条件とは?

実は自毛植毛は、一日で増やせる本数に限度があります。そのため移植範囲によっては、一日で終わらないこともありました。しかし新しく開発された「メガセッション」なら、1回の手術で納得の効果が得られるかもしれません。

 

自毛植毛は一日でどのぐらい増やせるの?

 

自毛植毛は毛包ごと髪の毛を採取し、薄毛の部分に植え付けていく植毛法です。つまり採取と植え付けという2つの手術をするため、増やせる本数には限度があるのです。

 

この本数は医師の技術よって変わります。経験が浅い医師であれば約1000本、熟練した医師であれば2000本から2500本ぐらいまで可能だと言われています。ただし熟練した医師に執刀してもらえるかどうかは分からないので、基本的には一日に1500本が増やせる限度と思っておいた方が良いでしょう。

 

【植毛が可能な最大本数とは?】
ちなみに、後頭部や側頭部から移植できる植毛可能な本数はFUTで6,000株、FUEで4,000株程度と言われています。つまり、FUTで12,000本程度、FUEで8,000本程度です。おおよその目安としては、「男性の手のひらサイズ」程度が一般的に植毛可能な最大範囲だと言われています。それ以上広い場合は、つむじあたりを少し薄くするなどのひと工夫を加えて行われているのが現状です。

 

植毛におけるメガセッションとは

 

植毛におけるメガセッションとは、簡単に言うと大量移植という意味になります。自毛植毛の問題点は、一度に大量の移植が難しいことでした。採取にも植え付けにも時間がかかりますし、大量のドナーを採取すると移植するまでに毛包が死んでしまいます。

 

そのため少量ずつ移植するしかなかったのですが、自毛植毛の研究開発により医療器具を改良することで大量移植が可能になりました。それがメガセッションと呼ばれる植毛法なのです。

 

メガセッションが可能な条件とは

 

メガセッションを行うには、大量のドナーを採取する必要があります。そのためには頭皮が柔らかい状態であることが条件になります。頭皮が硬いと一度にたくさんのドナーを採取できないので、メガセッションができないのです。

 

ただし頭皮マッサージやストレッチをしておけば柔らかくなります。ですのでメガセッションを希望する方は普段から頭皮マッサージを心がけれることが大切です。

 

メガセッションには治療期間を短縮できたり、体への負担の軽減や移植本数を増やせるなどたくさんのメリットがあります。現時点で導入しているクリニックは少ないですが、特に薄毛の範囲が広い方には適した植毛法になるので、一度検討してみてもいいかもしれません。

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