植毛後に発生しやすいショックロスとは?その症状と対処法

植毛後に発生しやすいショックロスとは?その症状と対処法

植毛技術は年々向上していますから、昔と比べると安全性も高くなっています。ただ、髪が定着するまでの過程では、ショックロスという症状が発症することがあります。

 

頭髪を触る男性

 

ショックロスを知らないと、その症状に驚いて植毛が失敗したと思ってしまうかもしれませんから、事前に知識を頭に入れておきましょう。

 

ショックロスが起こっても慌てないで!

 

ショックロスというのは、植毛をする時に使う麻酔や植毛の手術の影響で起こる抜け毛のことです。早い人だと植毛後3週間程度、平均すると3ヶ月から4ヶ月ぐらいの間に、移植した部分にだけ見られる症状です。

 

確実に薄毛を改善出来ると思って植毛をしたのに、髪が抜けてしまったらパニックになってしまうかもしれませんね。ですが、ショックロスが起こったとしても慌てる必要はありません。

 

ショックロスの症状は、生えていた髪の毛が全体の約10%ほど抜けるというものです。移植した部分の髪が抜けると手術が失敗したと思うかもしれませんが、これは一時的な抜け毛ですから、神経質にならないようにしてください。

 

あくまでも植毛によって起こることですから、半年から1年ほど経てばヘアサイクルによってまた生えてきます。

 

と言っても、本当に生えてくるのか、一時的なものなのか不安になってしまいますね。ショックロスに対しての予防法はありませんが、対処法としては1回の植毛の量を減らす、医師に相談してプロペシアなど薬用の育毛剤を処方してもらうなどの方法があります

 

また、複数回植毛を行う場合は期間を空ける、密度が高い部位への移植は控えるなどの方法も有効です。

 

他にもシャンプー時に頭皮を傷つけないようにする、ブラッシングなどで髪を引っ張らないというのも、ショックロスの対処法になりますから覚えておいてください。

 

ショックロスというのは、医師の技術が未熟だから、下手だからなどの理由で起こるものではありません。どんなに経験や実績がある医師でも、体に自然に発生するショックロスを事前に防ぐことはできないのです。

 

ただし、回避する方法は知っていますから、不安な方はカウンセリングの時にショックロスに関してしっかり確認しておくといいですね。

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