植毛した後におすすめのヘアスタイルとヘアカットの方法
現在主流になっている自毛植毛というのは、植毛をしてから定着して伸びるまでにタイムラグがあります。つまり、移植元の髪の毛が短ければ、移植した部分と長さが違ってしまうのでヘアスタイルによっては目立ってしまうのです。そうなると不自然な仕上がりになってしまうので、事前にヘアスタイルを決めておくのがベストです。
・植毛が分かりにくいヘアスタイルにするには
植毛による不自然さを絶対に感じさせないのは、スタイリッシュベリーショートです。簡単に言うとおしゃれな坊主スタイルですね。この坊主スタイルにすれば、移植した髪の長さに合わせられるので、移植元も移植先も植毛の違和感はまったくありません。
ただ、職種などによっては坊主では都合が悪いこともありますから、そんな時にはソフトモヒカンやトップだけ長めのスタイルにするといいでしょう。移植先の部分の髪が無造作にスタイリングできる髪型なら、植毛も目立ちにくくなります。
もしM字ハゲの部分に植毛するのであれば、前頭部が髪で覆われるツーブロックや前髪が左右非対称になるアシメントリースタイルもおすすめです。
ただし、自毛が定着するまではカットやシャンプーができません。ですので事前にヘアスタイルをしっかり検討しておいて、伸ばす部分は伸ばす、移植先や移植元の髪の長さを同じにしておくなど準備をしておきましょう。
植毛をする場合、移植元は後頭部もしくは側頭部なので、これらの部位は短くしても違和感がないようにヘアカットをするのが基本です。では、ヘアカットはどこですれば良いのかというと、普通に美容院や散髪屋を利用することができます。
人工毛の場合は、植毛をしても髪が成長しないので専門サロンに行かなくてはいけません。ですが自毛であれば、定着した後は普通の髪と同じように扱えるので、行きつけのお店でカットできます。
植毛をした後のクレームでもっとも多いのは、移植した髪の毛ともともとある髪の毛の長さが合わず不自然になってしまうことです。これは自己責任でもあるので、どんなヘアスタイルにするか検討し、準備してから植毛を行うのがおすすめです。