酒やタバコは植毛の敵?術後は控えた方が良い習慣とは?

酒やタバコは植毛の敵?術後は控えた方が良い習慣とは

機能が衰えていない健康な髪の毛を移植するのが植毛ですが、だからと言って髪の成長を妨げる生活習慣を続けるのはNGです。特に、過度の飲酒やタバコというのは抜け毛のリスクファクターと言われています。抜け毛を引き起こす原因になる習慣をそのままにしてしまうと、せっかくの植毛の効果を低下させることになるので気をつけましょう。

 

酒

 

酒やタバコを控えるべき理由とは

 

お酒を飲むと血行が良くなるので、髪の成長に良さそうなイメージがあるかもしれませんね。ですが、メスを使う施術でも使わない施術であっても頭皮には傷が付いています。そのためちょっとしたことでも出血しやすい状態になっているので、血行が良くなってしまうと出血することがあります。

 

定着させるためには、早くかさぶたになって頭皮のターンオーバーが行われなくてはいけません。出血すればその分かさぶたになるのも遅くなりますし、ターンオーバーも狂ってしまうので、術後1週間ぐらいは控えましょう。

 

次にタバコですが、タバコに含まれるニコチンなどの有害物質は血管の収縮を引き起こします。血管が収縮すると血液の流れるリズムが狂ってしまうので、血行が悪くなってしまいます。

 

育毛剤でも血行を促進する成分が含まれていることから分かるように、頭皮の血行状態というのは髪の成長に大きな影響を与えます。血液がしっかり運ばれないと、毛乳頭細胞の分裂も滞りますし、毛包も必要な栄養を吸収することができません。

 

血行状態が悪いと定着率が下がってしまう

 

こういった状態になると移植した髪が定着できなくなってしまうので、定着率が下がることになります。もちろん健康な髪の毛の成長を阻害することにもなりますから、移植した髪の毛以外にもタバコは悪影響しか与えません。ですので、タバコは術後だけではなくできれば禁煙を続けるのが理想です。

 

ただ、お酒やタバコというのはストレスを発散するためのアイテムになっている方もいるでしょう。無理に禁酒や喫煙をすると過度のストレスを受けるかもしれませんが、薄毛のストレスが改善されることを念頭に置いて控えるように心がけてください。

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