自毛植毛で多い失敗5選と避けるための知恵
残念ながら自毛植毛をした場合に失敗してしまう可能性もあります。それではどんな失敗が多いのか、その失敗を避けるためにはどんな知恵があるのか?5つの失敗例を紹介しながらその対策も併せて紹介していきます。
自毛植毛で多い失敗は傷跡が残ってしまうことです。自毛植毛は自分の髪の毛、主に後頭部や側頭部の髪の毛を薄毛部分に移植する方法です。治療にあたって傷跡が残り目立ってしまう可能性があるのです。
傷跡が目立つか目立たないか、これは医師の技術力に左右される部分が大きいので、まずは技術力の高い医師のいるクリニックを探すことが基本です。
自分の髪の毛を使うことで仕上がりが自然、これは自毛植毛のメリットの1つですが、それでも仕上がりが不自然になってしまう失敗もよく見られます。
たとえば薄毛部分だけ周囲の髪の毛と生える方向がずれていれば、それは見た目にもはっきりわかってしまいます。
この失敗もやはり医師の技術力が問題で、自分ではどうしようもないことなので、信頼して任せられる医師を探すことが大切です。
自毛を移植するわけですから定着率は高いと言えるのですが、失敗するとうまく定着しない、つまり移植した髪の毛がしっかりと維持できません。この原因は移植時に毛根を傷付けてしまっていたり、移植密度が高すぎることなどが考えられます。
これも医師の技術力が重要になってきますので、自毛植毛はとにかく医師、ひいてはクリニック選びが重要ということになります。
自毛移植をすればすぐに見た目も自然でふさふさに、と考える方も多いのですが、実際には髪がしっかり生え揃うまでに時間が必要です。このことを知らないでいるとい後で失敗したと感じるかもしれません。
髪の生える速度は個人差もありますが、一般的に半年ほどかかってようやく髪が綺麗に生え揃うと言われています。逆にその間は髪が十分生えていない状態ですので、帽子を被るなどの対策も必要になってくるでしょう。
これは失敗というより副作用に近いものですが、自毛移植した直後、一時的に髪の毛が逆に抜けてしまう症状が出ることがあります。あくまでも一時的なものですのでしばらくすると症状も出なくなるのですが、こうした副作用も考えられると把握しておきましょう。失敗ではありませんので、たとえショックロスの症状が出ても様子を見ることが大切です。
このように、自毛植毛ではいくつかの失敗もあり得ます。まずは医師としっかり話をして、どんなリスクがあるのか、なにかあったらどう対処すべきなのか、このあたりを整理しておきましょう。